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「織田裕二が好き」という男がいた。

『なんでいま織田裕二?』と思った。

「確かにわたしも『踊る大捜査線』は好きだったな」と言うと、踊る大捜査線はあまり好きではないらしい。

土屋太鳳さんなどと一緒に出演していた、貴族探偵役()のドラマで好きになったのかなと思ったら、

『お金がない!』の時の織田裕二が最高に良い」と言う。

お金がない!をわたしはちゃんと見たことがなかったが、
『「お金がない!」の時の織田裕二と「踊る大捜査線」の時の織田裕二ってそんなに違うんだ・・・・・・』

と、織田裕二の演技力に感心してその日は家に帰った。


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しばらくして、その男に対して怒りを感じる出来事が起こった。わたしは内側にマグマが湧き上がるのを感じた。

そのうち、男からメッセージが来た。
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こちらが怒っていることとは全く関係のない、いきなりの「好き」という言葉に何となく怯んだ。『これって告白なのか?』とか思った。

怒りの感情よりも、「好き」というのがどういう「好き」なのか気になったので、

“「好き」っていうのは、織田裕二とかパンとかくまモンとかに対しての好きと同じような感じの「好き」ですか?”

と聞いてみた。
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織田裕二には負けたが、くまモンには勝った。

この後、この男とは一応仲直りしたが、話せば話すほど頭がおかしくなりそうになるので、この人のことはあまり考えないようにしている。